体内爆弾の組織検査結果が届いた。
異常なしだった。
その封書は
ここ三週間近く 足の痛さも相まって ほとんど眠って過ごした私に
目覚めよと言ってるようだった。
振り返らなくてもこの十年ちょっと離れて暮らす家族の元へ
通い詰め 疲れ果てていたようだ。
初心に戻ってみようと思う。
この写真は 桜の古木
勤め初めて 出張へ行った場所にあったんだ。
この夏 用事があってその場所へ出かけた時に撮ってきた。
数十年前に 感じた緊張と重責とその場所へ出してもらえる感謝をこの写真を撮っている時に思い出した。
その感謝の気持ちを心によみがえらせたいと思う。